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体験・見学おべんきょツアー
阪神淡路大震災より13年目。
月日は流れても、忘れてはいけないあの日あれから。
Cafe Slow Osakaはスタッフ全員でリンゴの木を植樹する活動に参加してきました。
『この町・花の街・作戦』実行委員会の田村治典さんが中心となって震災後ずっと活動されていて、ぼくらは2年前の植樹にも参加させてもらっている。
今年の場所は、芦屋市立精道小学校。
今回植樹するりんごの木は8本。
震災当時、精道小の学生8名の尊い命が失われたそうです。
参考URL : グリーンアートギャラリー(夢遊人の広場)
http://www1.ocn.ne.jp/~yume123/yumeyuujinn.htm
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<1月13日>準備
学校のグランド横にある芝生に3本植えるので、その穴掘り作業。
シャベルとツルハシを使って結構深く、広く。
土の状態が悪く、石がゴロゴロ出てくる。
使われていない土管登場!
取り除くのに時間を要した。
この付近一帯の木は枯れてしまっている。
石・瓦・皿・土管、掘る前はきれいやけど、土の中はいけてない。
ここを作業した業者さん、見せかけだけの手抜き作業をしていたことが浮き彫りとなった。
当然ながら植樹すれば終わり。ではない。
りんごの木が枯れないよう、早く実をつけるよう、穴堀りを楽しむ。
いや、ほんとおもろかった。
今回は植樹100回記念。
近くに1回目の植樹場所があるということで、見学に連れていってもらった。
呉川町防潮提線沿いの遊歩道にある53本のりんごの木。
1997年の植樹当初から1本も枯れることなく、今ではたくさんの実をつけるのだそう。
田村さんのアトリエに戻ってからは、みんなで調理してフグ鍋をいただいた。
※ふくすけ、34、ぎーの、ぶりりん、釜野さん
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<1月17日>植樹
追悼集会。
震災の時刻を指したままの小学校の時計。
希望りんごとペットボトル湯たんぽの紹介パネルが並ぶ。
黙祷。
校長先生、PTA会長、実行委員会の梶谷さん、田村さんのスピーチ。
いよいよ植樹開始。
小学生がりんごの木と田村さんを取りを囲み、その外を報道陣が取り囲んでいた。
土を掘り、りんごの木を運び入れ、土をなじませ土手を作る。
小学生が班ごとに分かれて、代わる代わる作業を進めていく。
杭を打った後、木にりんごを吊るして土手に水を流し入れるまでが一連の工程だ。
次は、みんなで希望りんごのワッペンにメッセージを付けて風船を飛ばす。
250個の希望と追悼の風船を空へ。
飛び行く風船を追いかける小学生。
傾きつつある太陽の中、一気に小さく見えなくなっていく風船たち。
足を運んでいた大人たちも、みんなが空を見上げた。
植樹終了後、参加スタッフで献花をした。
ぼくの実家は大阪だが、震災を受けて壁にヒビが入っている。
今もなお、補修された傷跡を見ることができる。
月日は流れても、忘れてはいけないあの日あれから。
希望のりんごに思いを込めた。
※ふくすけ、34、ぶりりん、くか、南ちゃん