安全農産供給センターの収穫感謝祭へ体験・見学ツアー
1975年、有機・低農薬農産物と安全な食べものの共同購入を事業として誕生したのが、京都府宇治市にある株式会社安全農産供給センターだ。
Yoshio号乗組員かずっちの職場でもある。
収穫感謝祭は、生産者と消費者の交流をメインとしたお祭り。
会場に到着して早々、「マグロの解体」がはじまった。
(芦浜産直出荷組合:阪口和郎さん)
頭を落とし、尾を落とし、おなかを割っていく。
海の中で同じくらいの大きさの魚を見たことはあるけれど、スーパーでマグロが1尾そのまま売られていることはほぼないし、さばいている光景もあまり見る機会がないので新鮮だった。
どんどん切り身になっていくマグロ。
大人も子供も頭と記念撮影。
切り身は解体後すぐ400円で販売されていた。
「ミニ・コーヒー教室」
(グリーンアイズ:森口 鍛さん)
前半、良いコーヒー豆の見分け方のお話。
浅い焙煎・深い焙煎、豆の種類など、さまざまな状態の豆がテーブルに並べてあり、目で比較しながら説明が聞けるのでわかりやすかった。
中盤、話題は缶コーヒーやチェーン店の扱う豆や焙煎にも及び興味深いものだった。
後半は、おいしいコーヒーの淹れ方をレクチャー。
次々に質問が入る。
なかなかコーヒー屋さんに淹れ方を教わる機会がないことがうかがえた。
以前、Cafe Slow Osakaでコーヒー豆の手煎り焙煎ワークショップをしたことがある。
今後は豆の話も追加してワークショップを充実させていきたい。
いやぁ、いい勉強になった。
「魚のさばき方教室」
(芦浜産直出荷組合:阪口和郎さん)
再び登場!マグロ解体の阪口さん。
サバの三枚おろし。
頭を落とすところから順を追ってゆっくりと進む。
手馴れているおばさん、慣れない若者、初チャレンジのおっちゃん、みんな楽しそうだ。
特におっちゃんは終始笑顔で、「帰ったら魚買って練習しやな。」とうれしそうに語っていた。
コーヒー同様、魚屋さんにさばき方を教わることはほとんどない。
これもお店でやりたいなと思った。
「石鹸ミニプラントの実演」
(マルダイ石鹸本舗:中井社長)
マルダイ石鹸本舗は家庭から出る廃食油をきれいにしてから、その油脂を高温焚込法で製造している。
もちろん、界面活性剤は入っていない。
作るときも、できあがりも舌先で味をみるのが1番仕上がりの見極めが確かだそうだ。
収穫感謝祭では、カセットコンロと大鍋と風避けのドラム缶を使っての簡易焚込法で実演されているのを何度か覗き込んだ。
手づくり石けん教室で教わった方法とまるで違う。
グツグツと大量のじゃがいもを煮込んでいるように見えた。
焚き込みが終わると、大きめのすり鉢に入れてほぐしていくと、粉石けんの出来上がり。
来年は何かワークショップで参加したいなと思う。
帰り、ちょっと寄り道で生駒の峠に行ってみた。
暗峠を歩く。
だがしかし、間違えた。
車を置いてあやうく山を降りるとこやった。。
小学生の頃、何度か自転車で冒険した場所であり、穴場?!夜景ポイント。
大阪と奈良の境目をまたぐというありきたりな写真を1枚(笑)
その後カップルの行く道を確認、木枯らし1号が吹く寒さの中夜景じゃなく、夕景を見て帰りました。
参加者:5名
※「木枯らし」とは西高東低の冬型の気圧配置のときに吹く北よりの季節風のことなのですが、その年に吹いた最初の木枯らしを「木枯らし1号」と呼んでいるそうで、観測しているのは大阪と東京の気象台のみ。
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